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- 目の奥が痛い頭痛
こんな症状はありませんか?
- 目の奥がズキズキと痛む
- 片方の目だけが痛い
- 光や音がまぶしく感じる
- 目の奥が重いような圧迫感がある
- 頭痛と一緒に吐き気を感じる
- 目の奥が痛くて目を開けていられない
- 首や肩がこって頭まで痛くなる
このような症状がある場合、単なる疲れ目や肩こりではなく、頭痛や眼の病気が関係している可能性があります。
特に、痛みが繰り返し起こる・強い吐き気を伴う・視力が低下している場合には、早めの受診が大切です。
目の奥が痛いときに考えられる主な原因
目の奥が痛む原因には、脳・神経・血管・眼科疾患など、さまざまなものがあります。
なかには、命に関わる病気が潜んでいることもあるため、自己判断で放置せず、原因を正確に突き止めることが重要です。
| 片頭痛(偏頭痛) | 脳の血管や神経の過敏反応による痛み |
|---|---|
| 緊張型頭痛 | 肩や首の筋肉のこりによる血流障害 |
| 群発頭痛 | 片目の奥に激痛が起こる周期性の頭痛 |
| 急性緑内障発作 | 眼圧の急上昇による視神経の障害 |
| 三叉神経痛 | 顔や目の神経が圧迫されることで起こる強い痛み |
| 副鼻腔炎 | 鼻周囲の炎症が目や頬に広がることで痛みを感じる |
これらの症状は見た目には似ていますが、原因と治療法はまったく異なります。
まずはMRIや眼科的検査を行い、どこに異常があるのかを明確にすることが大切です。
よくみられる代表的な疾患
片頭痛(へんずつう)
頭の片側に脈打つような痛みが生じる頭痛で、20〜40代の女性に多くみられます。
痛みの前に、視界がギザギザしたり、光がちらつく「閃輝暗点(せんきあんてん)」という前兆を伴うことがあります。
吐き気・光過敏・音への過敏反応が特徴で、発作中は静かな場所での安静が必要です。
原因としては、脳の三叉神経が刺激されて炎症を起こす「三叉神経血管説」が有力とされ、ストレス・寝不足・ホルモンバランスの変化・気圧の変動などが引き金になります。
緊張型頭痛
頭全体が締め付けられるように痛むタイプの頭痛で、最も多くみられる頭痛です。
長時間のデスクワーク、スマートフォン操作、姿勢の悪さなどにより、首や肩の筋肉がこり固まることで起こります。
痛みは鈍く重いのが特徴で、肩こり・首の張り・目の奥の違和感を伴います。
群発頭痛
片目の奥に「えぐられるような強烈な痛み」が現れ、一定期間に集中的に繰り返される頭痛です。
涙や鼻水が同時に出る、自律神経の乱れを伴うこともあります。
季節の変わり目や睡眠リズムの乱れが発症の引き金になることがあります。
急性緑内障発作
眼圧が急激に上昇し、目の奥に激しい痛みを感じる病気です。
視力低下・吐き気・頭痛・虹のような光の輪が見えるといった症状が現れます。
放置すると視神経が障害され、失明の危険性もあるため、早急な眼科受診が必要です。
目の奥の痛みに潜む重篤な病気
目の奥の痛みの中には、脳卒中や髄膜炎、脳腫瘍などの命に関わる病気が隠れていることがあります。
脳卒中(脳梗塞・脳出血)の場合は、突然の激しい頭痛や片側の手足の麻痺、言葉が出にくいといった症状が同時に現れることがあります。
また、髄膜炎や脳炎では、高熱・吐き気・首のこわばり・意識の低下を伴うことが多く、急速に悪化するケースも少なくありません。
さらに、脳腫瘍では頭痛・吐き気・視力障害・けいれんなどが徐々に進行し、放置すると日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。
これらの疾患はいずれも早期発見と迅速な治療が何よりも重要です。
「ただの頭痛だと思っていたら、重大な病気だった」というケースも珍しくありません。
つらい痛みを我慢せず、当院までご相談ください
「目の奥が痛い」「頭の奥までズキズキする」
そんな症状の背景には、脳や眼の疾患が隠れていることがあります。
神戸市灘区・六甲駅近くのふくしまクリニックでは、オープン型MRIによる精密な画像診断と神経学的検査を組み合わせて、痛みの原因を総合的に評価しています。
閉塞感の少ないMRI装置を採用しており、平日だけでなく土日も検査可能です。
予約状況に応じて即日検査にも対応しています。
また、脳の健康状態を定期的に確認できる脳ドックも行っており、目や頭の痛みが続く方、将来的な不安を感じている方にもおすすめです。
つらい痛みを我慢せず、どうぞお気軽に当院までご相談ください。
