頭痛・偏頭痛
頭痛・偏頭痛の原因は？
一次性頭痛と二次性頭痛
頭痛はまず原因が明らかでない“一次性頭痛”と何らかの病気が原因で起こる“二次性頭痛”に分けられ、多くの場合、原因がはっきりしない慢性的な頭痛（一次性頭痛）で、一次性頭痛はさらに“緊張型頭痛”“偏頭痛”“群発頭痛”に分類されます。
一次性頭痛のうち、特に多いのが緊張型頭痛で、頭痛の原因の半分程度を占めるとされています。
一次性頭痛
原因が明らかでない慢性的な頭痛で、大きく次の3つのタイプに分類されます。
緊張型頭痛
ストレスや筋肉の緊張などにより起こる慢性的な頭痛で、頭が締めつけられるような痛みなどが慢性的に続きます。
偏頭痛
頭の血管が急激に拡張することで起こり、こめかみのまわりに痛みを感じます。
女性に多くみられる頭痛です。
群発頭痛
1～2ヶ月に集中して、ほぼ毎日こめかみなどに耐えがたい痛みが起こる頭痛です。
男性に多くみられる頭痛です。
二次性頭痛
何らかの病気が原因で起こる頭痛で、脳梗塞、くも膜下出血、脳出血、さらには脳腫瘍などの命に関わる病気が隠れているケースもあります。
これまでに経験したことのないような頭痛がある場合、こうした重篤な疾患が原因の可能性がありますので、そのまま放置せずにすぐに脳神経外科を受診するようにしてください。
考えられる病気は？
くも膜下出血の前触れであることも
頭痛は多くの方が経験したことのある症状だと思いますが、それが脳卒中などの命に関わる病気の前触れであることもあります。
特にご注意いただきたいのが“これまでに経験のしたことがない頭痛”で、ある日突然激しい痛みが起こる頭痛は、脳動脈瘤が破裂したことで起こるくも膜下出血である可能性が高いと言えます。
急に激しい頭痛がする時は要注意
今まで症状がなかったのに、急に激しい頭痛がする時は要注意です。
くも膜下出血、脳梗塞、脳出血などの脳卒中が起こっている可能性があります。
特に脳の血管にできた脳動脈瘤が破れて起こるくも膜下出血の場合、激しい痛みをともなうことになり、脳神経外科へ受診する余裕はなく、救急車で搬送されるケースが多いです。
頭痛・偏頭痛がある時は？
放置せずに当院へご連絡を
頭痛を病気ととらえていない方が多く、脳神経外科などできちんと診査・診断を受けようとされない方も多いのですが、頭痛の奥に重篤な疾患が隠れている場合があります。
脳梗塞、くも膜下出血、脳出血、さらには脳腫瘍などが隠れている場合もあり、これらの病気は何の前触れもなかったり、あったとしても微細な前触れだったりします。
ただの頭痛・偏頭痛と思っていたものが、実はそうした重篤な疾患からのサインの可能性がありますので、そのまま放置せずにお早めに神戸市灘区・六甲駅のふくしまクリニックへご連絡ください。
当院はオープン型MRIを設置していて、即日検査が受けられます。
平日だけでなく土日も検査を実施しておりますので、気になる症状がある時に迅速に検査を受けていただくことができます。
