こめかみの頭痛

  • HOME>
  • こめかみの頭痛

こめかみの痛みを感じたら

こめかみの痛みを感じたら

「こめかみのあたりがズキズキする」「片側だけが痛む」「両側が締め付けられるように重い」
そんな症状が続くときは、頭痛のサインかもしれません。
こめかみの痛みは、片頭痛や緊張型頭痛などの一次性頭痛のほか、脳疾患や血管の炎症などが関係している場合もあります。
原因によって治療方法は大きく異なるため、気になる痛みがあるときは、放置せずに原因を確認することが大切です。
当院では、MRI検査を含む詳細な診断を行い、患者様一人ひとりに合わせた治療を行っています。

このような症状は早急に受診してください

次のような症状を伴う場合は、重篤な疾患の可能性もあるため、早めの受診をおすすめします。

  • 雷に打たれたような突然の激しい痛み
  • 視力の低下や視野の欠損など、目の異常を伴う
  • 発熱や顔面の腫れ・赤みを伴う
  • 手足のしびれや言葉のもつれ、脱力感がある
  • 吐き気や嘔吐を伴う
  • 数日以上続く、または徐々に悪化している
  • こめかみに触れると強い痛みがある
  • 同じ側の頭痛を繰り返している
  • 目の充血や瞳孔の異常を伴う

これらの症状がある場合、脳梗塞・脳出血・くも膜下出血などの可能性も考えられます。
異常を感じたら、すぐに当院までご相談ください。

こめかみが痛む原因と考えられる病気

こめかみの痛みには、さまざまな原因が関係しています。
ここでは代表的な疾患を紹介します。

片頭痛

脳の血管が拡張することで起こる頭痛で、ズキズキとした拍動性の痛みが特徴です。
片側または両側に現れ、光や音、においに敏感になることもあります。
吐き気を伴うケースも多く、発作は数時間〜1日ほど続きます。

緊張型頭痛

最も多く見られるタイプで、肩こり・目の疲れ・ストレスなどが原因で起こります。
「頭を締め付けられるような痛み」や「頭が重い感じ」が特徴です。
長時間同じ姿勢を続けるデスクワーク中に起こりやすく、日常生活の疲労とも関係しています。

群発頭痛

片方の目の奥からこめかみにかけて、焼けるような激痛が走る頭痛です。
発作は15分〜3時間続き、一定期間(群発期)に連日繰り返すことが特徴です。
涙や鼻水、目の充血を伴うこともあり、男性に多く見られます。

脳腫瘍

腫瘍の位置によってはこめかみの痛みが出ることがあります。
頭痛のほかにめまい・吐き気・けいれん・手足の麻痺などの神経症状が徐々に現れるのが特徴です。
進行性の症状がある場合は、早めの精密検査が必要です。

くも膜下出血

脳動脈瘤の破裂によって起こる病気で、「バットで殴られたような突然の痛み」が特徴です。
頭痛に加え、意識障害・吐き気・手足の麻痺を伴うことがあり、緊急対応が求められます。

側頭動脈炎(巨細胞性動脈炎)

こめかみ付近の血管に炎症が起きる病気で、押すと痛い・腫れている・視力が落ちるといった症状が見られます。
主に50歳以上に多く、放置すると失明の危険もあるため、早期の診断が重要です。

副鼻腔炎

鼻の奥の空洞(副鼻腔)に炎症が起こる病気で、こめかみや額の奥が重く痛むことがあります。
鼻づまりや膿のような鼻水、頭重感を伴うのが特徴で、風邪やアレルギー、歯の炎症がきっかけになることもあります。

帯状疱疹

免疫力の低下などで水痘ウイルスが再活性化し、顔や頭皮に強い痛みと発疹が現れる病気です。
こめかみ付近に出ることもあり、発疹が治まったあとも痛みが続くことがあります。

三叉神経痛

顔の感覚を伝える「三叉神経」が圧迫されることで起こる激しい痛みです。
数秒〜数十秒の鋭い電撃痛が片側の顔面やこめかみに繰り返し現れ、歯磨きや洗顔などの刺激で誘発されることがあります。

こめかみの頭痛が治らない方へ

こめかみの頭痛が治らない方へ

「痛みが続いてつらい」「市販薬を飲んでも治らない」
そのような場合は、自己判断せず当院までご相談ください。
神戸市灘区・六甲駅近くのふくしまクリニックでは、MRIによる精密検査と脳ドックを組み合わせ、原因を迅速に特定します。
検査結果は即日お伝えできるため、早期に治療へ進むことが可能です。
どんな小さな症状でも患者様の不安に寄り添い、再発予防まで丁寧にサポートいたします。
「こめかみの痛みが気になる」「いつもと違う頭痛が続く」という方は、どうぞお気軽に当院までご相談ください。

電話078-803-8606

EPARK

病院なび